12月議会の報告をします。 飯森地区にごみ焼却場反対の結果が出たアンケートについてですが、私は 12月議会で実施に反対しました。 ●ごみ焼却場建設アンケートの予算に反対 12月議会に、広域連合がすすめているごみ焼却場建設の候補地の是非を問う アンケート実施の予算案が提出されたので、私は予算(大町市負担金200万円) に反対しました。 12月議会最終日、私は反対討論を行いました。理由は大きく2つです。 ●理由 その1 そもそもごみ焼却場の建設是非を決めるのに住民アンケートはそぐわない 生活していれば誰でもごみを出します。将来的には、ごみを燃やさない、埋めな い社会をつくっていかなくてはいけないと思っていますが、現時点では 一般廃棄物の焼却場は、どこかに必要になってきます。 一般的には迷惑施設と言われるもので、どこに造っても近隣住民は反対するのは 普通だと思います。 どこかにつくらなくてはいけないとの前提で、自分の家から遠くに候補地が決まっ たら、あまり関心を持たずに、賛成するのが一般的だと思います。 近隣住民は反対しても、広い範囲でアンケートや住民投票を実施すれば、 よほど酷い計画でない限り、押し付けの論理で、賛成が上回るのが当たり前です。 比較的被害が大きくなる近隣住民の意見を、遠い住民の意見より尊重しなくては いけません。アンケートでは、被害に合う住民も関係ない住民も同じ1票になってしまうこと が問題です。 また、最終候補地は、神城活断層からわずか50mしか離れていません。この活 断層は、地震の今後 30 年の発生確率は 14%で、 内陸部で地震がもっとも起こる確率が高いものです。阪神淡路大震災を引き起こ した活断層よりも、専門家から地震が起こる可能性が高いと指摘されていました。 また、暴れ川である平川と姫川の合流地点にあり、県の浸水想定マップでは、 浸水する地域に指定されています。 飯森地区の候補地が、地質上安全な場所なのかの検証が先で、アンケートで仮に 賛成が反対を上回ったとしても、そのことによって安全性が向上するわけではありません。 そもそも建設適地かを専門的に判断しなくてはいけない問題を、住民アンケート の結果で建設の是非を決めることには無理があります。 ●理由 その2 地元住民無視 12月議会一般質問で、私は牛越市長(兼広域連合長)に「白馬村民のみにアンケー トを実施する根拠は?」と質問したところ「飯森地区から、この問題は飯森地区 だけでなく、白馬村全体で判断すべきとの声が村当局に寄せられたから。」との ことです。 このことが事実か私は調べました。事実は全く違っていました。 白馬村長は、飯森地区の合意を得ようと、役員との話し合いの機会を10月15日に 設けています。その会議で、飯森地区の役員の合意を得ることはできませんでし た。 しかし、10月20日白馬村全員協議会で、村長は「飯森区は区として表決は執らな い。白馬村の意向に賛成するということで理解された。」と議会に嘘の報告をし ています。その後、広域連合に嘘が報告され、アンケート実施に至りました。 今回のアンケートは、村長の嘘が実施の根拠になっています。 この事実が明らかになっても、広域連合は考えを改めるつもりはなく、 アンケートを実施しました。 地元軽視どころか、事実を捻じ曲げてまでの強硬実施は、仮に賛成が反対を上回っ たとしても、その後の用地買収がうまくいくはずがありません。 そもそも行政のすすめ方は当初からデタラメで、必ずそのつけは回ってくると思っ ていました。。 今回のアンケートで、反対が賛成を上回ったのは、住民無視の手法を省みること なく、強行にすすめた結果だと考えられます。 [ Response ] comments (0) trackback (0)