「ぼくの見た戦争」 高橋邦典写真展
きっかけは、昨年暮れに出版された一冊の写真絵本でした。
戦場に生きる人々の思いや息遣いまでが伝わってきそうな臨場感ある写真の数々、ひとりの人間として、見たまま、感じたままを素直につづった言葉は私たちの心に響き、「何かをしたい」という思いにつながりました。
高橋さんがとらえた世界を紹介します―
ph:『ぼくの見た戦争 2003年イラク』表紙写真
戦火を逃れ、老女を背負って町を離れる地元民(イラク)
  (C)Kuni Takahashi/高橋邦典

第9回日本絵本大賞に輝いた「ぼくの見た戦争 2003年イラク」(ポプラ社刊)に収録されている作品を中心に、
高橋邦典さんが南アフリカ、リベリア、ハイチを訪れ撮影した写真53点を展示します。市民が手作りした写真展です。

すべてのプログラムは、終了しました。
多くの方のご来場、ご協力ありがとうございました。

 おかげさまをもちまして、10月30日(土)から11月7日(日)まで、松本市中央公民館(Mウイング)で開催しました「ぼくの見た戦争」高橋邦典写真展は無事終了いたしました。期間中、延べ1723人の方が足を運んでくださいました。大きな反響がありましたことを実行委員一同大変うれしく受けとめております。

 会場では、一枚一枚の写真としっかり向き合う姿、写真を前に親子で語り合う姿、悲しい現実に涙する姿などが日々見られました。写真を見て皆さんの心に湧き上がった思いは多数のメッセージカードに記されました。

 「自分には何ができるのだろう」「何をすればいいのだろう…」という思いは多くの方から寄せられました。わたしたちはその心を大切にしてほしいと思います。なぜなら、一冊の本がきっかけとなり、「何かをしたい」という思いが10数個集まったことで、この写真展が生まれたのですから。

 ひとりの力には限りがあるけれど、その思いがいくつも集まれば、大きな力になるということを私たちはこの写真展を通じて知ることができました。

 ぜひ、皆さんの心に湧いた思いを大切にしてください。そして、一緒につながりあっていけたら、もっともっと大きな力になっていくでしょう。

 ご来場いただきました皆さま、写真展開催にご協力をいただきました方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

「ぼくの見た戦争」高橋邦典写真展まつもと実行委員会
代表 松本照喜




以下は期間中のご案内内容です。



2004年10月30日(土)〜11月7日(日)
松本市中央公民館 2Fギャラリー 【入場無料】
松本市伊勢町(Mウィング) TEL 0263-32-1132
AM10:00 〜 PM7:00(予定) (11/7はPM3:00まで)

会期中のイベント
  • 高橋氏へのインタビュー映像上映
  • 喫茶コーナーにてドリンク(チャイ)サービス
  • アラブの料理教室
  • 朗読ボランティアの皆さんによる絵本読み聞かせ会
    など
※やむをえない事情で内容を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催 「ぼくの見た戦争」高橋邦典写真展まつもと実行委員会
TEL 090-4911-8209   E-mail: sorano16@hotmail.com (代表/松本)
後援 長野県・長野県教育委員会・松本市・松本市教育委員会・社団法人全国学校図書館協議会
信濃毎日新聞社・朝日新聞松本支局・毎日新聞松本支局・中日新聞社・読売新聞松本支局・市民タイムス
SBC信越放送・NBS長野放送・ABN長野朝日放送・テレビ松本ケーブルビジョン・FM長野
協力 松本市中央公民館・松本市南部公民館・矢沢印刷株式会社(拡大プリント)・安曇野ちひろ美術館(額)

 

イラクの人々
高橋邦典氏
高橋邦典
フォトグラファー
(シカゴ・トリビューン社所属)

1966年 宮城県仙台市生まれ
1898年 渡米
1996年 ボストン写真家協会フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー受賞
1999、
 2000年
同協会年間コンテスト、ニュース部門第1位
2003年 第1回沢田教一賞受賞
AP通信メンバーショーケース、
ピクチャー・オブ・ザ・イヤー受賞
ボストン報道写真家協会フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー受賞
世界の報道写真コンテスト、
スポットニュース部門第3位
2004年 「ぼくの見た戦争 2003年イラク」で第9回日本絵本大賞受賞  ほか

http://www.kuniphoto.com
http://www.jmag.com/kuni.html (kuni journal)
本の表紙第9回日本絵本賞大賞受賞
写真・文 高橋邦典(ポプラ社刊)
「ぼくの見た戦争 2003年イラク」
会場でお求めいただけます。 1,365円(税込)

ボストンヘラルド社(新聞社)の報道カメラマンとしてアメリカ軍海兵隊に従軍し、イラク戦争を取材した著者のノンフィクション写真絵本。イラクの子どもたちが向き合っている現実、きれいごとではすまされない戦争の現実を日本の子どもたちから大人までに感じてほしいとの想いで創られた本です。
子どもたちに夢を与える絵本の世界では異色でありながらも、著者の根底に流れる人間としての温かさと、事実を虚心に記録する誠実な報道写真家としての姿勢が評価され、今年3月、第9回日本絵本賞(毎日新聞社・社団法人全国学校図書館協議会主催)の「大賞」を受賞しました。

すいせん
日本絵本賞最終選考委員長
県信濃美術館館長・安曇野ちひろ美術館館長 松本 猛

高橋さんの写真からは、イラクの人々に対しても、若いアメリカ兵たちに対しても、人間としてのあたたかいまなざしを感じます。だからこそ、戦争という行為の残虐性や犯罪性が浮き彫りにされてくるのです。子どもにも大人にもこの本を知ってもらい、人間の尊厳について考えてもらいたいと、最終選考委員会は日本絵本賞の大賞に選びました。松本で高橋さんの写真展が開かれることになれば、すばらしいことだと思います。


● 関連イベントのご案内 ●
▼会期中のイベント参加者募集

 ●オープニング特別企画 「高橋卓志×松本猛 対談”ぼくの見た戦争”を語る」
   10月30日(土)午後7時〜 松本市中央公民館6階ホール
   協力費:500円
   内容:
     神宮寺(松本市浅間温泉)住職の高橋氏、安曇野ちひろ美術館・県信濃美術館館長の松本氏が
     それぞれの立場から「戦争」と「平和」、「いのち」について語ります。
     (手話通訳・要約筆記通訳あり)

 ●写真絵本『ぼくの見た戦争 2003年イラク』読み聞かせ
   10月30日(土)午後2時〜
   10月31日(日)午後11時〜
   11月 3日(水)午後2時〜
   11月 6日(土)午後2時〜
   写真展会場内 無料、予約不要
   朗読:松本市や佐久市にて活躍中のよみきかせボランティアのみなさん
      ※絵本の写真をプロジェクターで投影します。

 ●ミセス・アマールさんとともに楽しむアラビアンランチ
   11月3日(水)・6日(土)午前10時30分〜  中央公民館 調理実習室 
   参加費:ひとり500円、親子800円(レシピ、材料費込み)
   内容:
      エジプト出身のミセス・アマールさんと一緒に手軽にできる中東の家庭料理をつくり、味わいます。
      メニューは、簡単でおいしくホームパーティなどにもぴったりなご飯料理コジャリーとレンティル豆と野菜のスープ。
   要予約:090−4215−7152(八田) 定員16名先着順(残りわずか)

 ●その他、会期中を通してのイベント
  a.高橋氏へのインタビュー映像上映
  b.喫茶コーナーにてドリンク(チャイ)サービス
  c.【ぼくの見た戦争 2003年イラク】ほか高橋さん関連書籍自由閲覧コーナー
  d.関連絵本紹介コーナー

▼この写真展の主旨に賛同したみなさんによるさまざまな企画も予定

 ●ばってんバッチを作ろう(ばってん友の会)
  11/6(土)午後1時〜2時30分 喫茶コーナー
  参加費:200円、予約不要
  内容:木綿にビーズで×を縫いつけた【ばってんバッチ】を手作りします。
     これをつけることで、改憲(9条改悪)国民投票に×印を付ける
     意思表示をしたり、「これかわいいね、何?」いう普段着の会話から、
     憲法9条を守る輪を広げる、仲間作りの会です。

 ●JCF&JVCコーナー
  (日本チェルノブイリ連帯基金・日本国際ボランティアセンター)
  写真展期間中 随時 喫茶コーナー
  内容:日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)や日本国際ボランティアセンター(JVC)
     の活動紹介や、募金のよびかけ、また発行している書籍・CD・VTRの
     視聴や販売を予定しています。
     尚、都合上コーナーをお休みしている場合もございます。
     あらかじめご了承下さい。



お子さま連れの方へ…会場内の展示写真には衝撃的な内容も含まれます。
お子さまの観覧に関しましては保護者のご配慮をお願いいたします。
子どもたち